こんにちはCo+soonの長尾です!
本記事ではCo+soonが行っているPoc業務の実例を起承転結という形で紹介いたします。(法人名・個人名等は伏せさせて頂きます)
「我々が提供するサービス」はどのようなものか、読んでイメージが湧きましたら幸いです。
①起 〜話を聞いて、解決したい課題を”共に”確認する〜
知人の伝手で、介護サービス事業の所長様が毎月の従業員シフト計画に頭を悩ませていることを知りました。
忙しい月末に数時間かけて制作しているという状況との事、早速コンタクトを取り話を伺いました。
世の中には様々なシフト計画アプリがありますが、この方は従業員の「車の送迎スキル」「お風呂のお手伝いスキル」「従業員同士の相性」などを考えた上で毎月の計画を立てられており、既存のアプリでは解決できない事を知りました。(私も既存サービスを1つ試してみましたが、所長の欲しいものとはちょっと違うな..と感じました。)
②承 〜解決方法を考え、”素早く”確認する〜
今回の課題は「量子アニーリング手法」で解けるのでは?と考え、早速コーディングを開始しました。
所長様とは適宜zoomミーティングを行い、制約条件や目標出勤人数などを確認しながら開発を進めました。
最初の打ち合わせから約3週間で、課題解決可能なアプリケーションを制作できました。(UIなどは簡素です)
③転 〜実際に使ってもらうところまで見届けます〜
できあがったアプリケーションを使ってもらうため、事業所まで直接伺い実行環境&動作確認を実施しました。
ちょうど8月の勤務計画を考えるタイミング時期だったので、所長様に手を動かしてもらい、計画を吐き出してもらいました。
我々はお客様が自身で手を動かせる所(=コツを掴む)まで、サポートさせて頂きます。「お客様が本当に欲しいもの」というのはコツを掴んでようやく見えてくるものだと、私たちは考えております。
④結 〜フィードバックのサイクルを通して、”共に”成長していく〜
「わぁ、すごい!」と所長様からの有難い一言を頂きました。この瞬間は私たちにとっても嬉しいものです。
ただし、ここまではあくまでPoC、コンセプト検証の段階です。本当に便利なアプリにしていくためにはフィードバックのサイクルを複数回まわしていく必要があると考えています。
まずはPoCまでを素早く、そしてそこで見つかる「本当に欲しいもの」をスクラムを組んで共に実現していく。
そういったサービスを今後も提供していきたいと考えております。